京峰石だより(blog)

この一切れ、正直に言うと――濃厚です。

この一切れ、正直に言うと――濃厚です。

これは、あくまで私個人の感覚の話です。

京峰石のチーズテリーヌ、
私はこの一切れを、そのまま全部は食べません。

理由は、とても単純です。


正直に言います。濃厚です。

最近のチーズテリーヌは、
・軽い
・とろける
・スッと消える

そんな仕上がりのものが多いと感じています。

それはそれで、美味しい。
誰にでも食べやすいし、好まれやすい。

でも、京峰石はその方向ではありません


「とろける」より、「残る」

京峰石のチーズテリーヌは、

・口どけはある
・でも、すぐには消えない
・味が口の中に残る

どちらかと言えば、
噛まなくてもいいけれど、考えずには食べられない
そんな濃度です。

正直に言うと、
「軽く仕上げようと思えば、もっと軽くできます」。

でも、それはやっていません。


だから、一切れが多く感じる

一切れが大きいからではありません。
濃度が高いから、多く感じるのです。

私の場合は、
一切れを4つに分けて、1日1つ。

それで、十分すぎるほど満足します。


家族がいるなら、4等分でちょうどいい

家族で食べるなら、
一切れを4等分して、ひとりひとつ。

「え、これだけ?」と言われることもありますが、
食べ終わる頃には、ちゃんと納得されます。

重くならない。
でも、物足りなくもない。

それが、この濃度の良いところです。


丸ごと食べられる人も、もちろんいます

もちろん、
「一切れ、普通に食べられましたよ」
という方も、実際にいらっしゃいます。

それが間違いだとは思いません。

ただ、
誰にでも軽く食べられる設計にはしていない
それだけの話です。


食べ方は、決めていません

京峰石では、
「この食べ方が正解です」とは言いません。

一切れを4回に分けてもいい。
家族で分けてもいい。
今日は無理でも、明日また食べてもいい。

濃厚だからこそ、
距離を取りながら付き合えるデザート
だと思っています。


軽さを選ばなかった理由

食べやすさよりも、
印象に残ること。

とろけるよりも、
余韻が残ること。

京峰石が選んだのは、
その少し不器用な方です。


最後に

これは、私の意見です。

でも、
「一切れは多い」と感じたら、
それは間違いではありません。

濃厚だから、そう感じる。
それでいいと思っています。


▶ 京峰石のチーズテリーヌ一覧
https://kyouhouseki.com/products

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